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褥瘡(じょくそう)とは?予防する方法となってしまった時の対処法

褥瘡とは「床ずれ」のこと。

床ずれとは、寝返りを打てない高齢者または麻痺した方が、ずっと同じ向きを向いていることが原因で段々と小さい傷が出来てそれが深くなっていくことをいいます。

床ずれを予防するには?

  • 2時間〜3時間おきに体の向きを変える
  • 服のシワをしっかり伸ばす
  • 麻痺や※拘縮(こうしゅく)があるところには柔らかいクッションを挟む
  • エアベッドに変える

※拘縮とは、筋肉にずっと力が入った状態で身体が硬くなっている状態のことをいう。

2時間〜3時間おきに体の向きを変える

人は寝ている時に無意識に体の向きを変えますよね。同じ向きで寝ていると、その部分にだけ負荷が掛かります。

それが褥瘡の原因となるので、身体が動かない場合は少し横に向けて背中にクッションを入れ、体の向きを変えてあげます。

時間が経ったら、今度は反対向きに向けましょう。

⚠️麻痺や骨折がある方に向くのは✖️

仰向けか麻痺、骨折ではない方に向けて下さいね。

服のシワをしっかり伸ばす

服のちょっとしたシワが皮膚と擦れて褥瘡になる場合があります。

体位交換時に服もしっかりシワを伸ばしましょう。

麻痺や※拘縮(こうしゅく)があるところには柔らかいクッションを挟む

麻痺や拘縮があると、皮膚と皮膚との接触が多く、特に乾燥がひどい高齢者の方だとすぐに傷になってしまいます。

クッションがなければバスタオル等でも代用が出来るので、しっかりと皮膚をカバーしましょう。

エアベッドに変える

エアベッドは空気が入ったベッドのことです。

硬いマットレスは身体への負担が大きいので、柔らかいエアベッドなら褥瘡予防になります。

ただし、体位交換もしっかりと行って下さいね。

もしも褥瘡になってしまったら?

褥瘡の初期は、何ともわかりづらいものです。

皮膚がめくれていたり、何故かこの部分だけ赤くなっている…。など見つけたら、自己判断せずにお医者さんに診てもらいましょう。

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